住み慣れた家で過ごすお手伝い
訪問看護の大切な仕事
医療・看護サービス
今までと同じ生活で過ごせることが一番ですが、加齢や病気によって支援が必要になることがあります。なるべくご本人の思いに寄り添うために、医療・看護サービスの提供を訪問看護は致します。
具体的には
・診療の補助及び医師の指示に基づく処置(採血、検査、各種管の管理、創傷処置、点滴管理など)
・医療機器の管理、点検(人工呼吸器、在宅酸素、自己導尿など)
・リハビリテーション(日常生活動作訓練、座位や立位保持訓練、歩行訓練など)
在宅で過ごす支援が一番の役割
看護師は「医療」「看護」の両側面からその方はアセスメントし、病状の予防・治療を行い、療養生活をスムーズに送ることができるように支援する専門職です。
訪問看護師は、看護師であると同時に在宅医療・介護チームの一員として、在宅生活で療養ができるように支援する役割を担っています。
その方によっては治療を積極的に行う生活もあれば、治療は一切行わない生活もあります。どちらにおいても在宅生活の支援を行い、その方の望む生活を整えていくことが訪問看護の仕事になります。
多職種連携は欠かせない業務の一つ
例えば1週間を考えてみ、訪問看護師が関わる時間はどれほどでしょう。1時間の訪問が1回/週とすると、1/168時間が訪問看護師が直接かかわる時間です。それ以外は他の介護事業者やご本人がお一人でいる時間です。
訪問看護師ができること、関わる時間はその方の人生のほんの一部です。であれば関わらない時間でも、療養の支援が行えるようにご本人への指導や多職種間での情報共有は、在宅生活を作る基礎になります。
多職種連携は訪問看護師が一方的に指導や共有することではなく、ご本人からの情報、介護事業者からの情報を双方向で共有することにあります。多くは病院と違って全く違う法人の方になるので、一般的なマナーや配慮も連携には大事になっています。
1日の業務の流れ
9:00 始業
毎朝朝礼を行い待機者からの申し送り、1日のコース、日々の申し送りを行います。
9:30 訪問 3-4件
出発時間まで情報収集や訪問の準備をします。訪問1件あたりの時間によって件数は変わります。
トライケアでは”ドライバー付き自動車”で、雨の日も風の日も安心して訪問ができます。
12:30 午前中終了
訪問時の記録はスマホで移動中にいれることもできます。途中気になるご飯屋さんでお昼を買うのもOK!
お昼は午前の終了時間、午後の訪問時間に合わせて自由に取ることができます。
13:30 訪問 3-4件
勤務時間によって件数は異なります。緊急時は所長又はリーダーがコースを振り分け対応します。
17:00 訪問終了
全員が全部の利用者へ行けるので、時間がかかった場合や早く終わった場合は助け合って残業を回避!
残業は4時間/月未満が多く、18時以降にまたがる時は待機者が優先的に訪問に行きます。(別途手当あり)
18:00 終業
待機者へ申し送りを行って退勤します。
多くがママさん・パパさんなので、子供の体調不良などの早退や遅刻は協力して対応しています。
訪問看護記録、訪問看護計画書・報告書
行った看護業務は所定の書式に日々記録を行います。クラウド式電子カルテなので、スマホで記録ができるので、待機時なども自宅で記録を入れることもできます。
月初に訪問看護計画書、月末に訪問看護報告書の作成があります。新規の利用者さんの時は0ベースから書くので大変ですが、慣れてしまえば簡単です。初めは先輩の記録を手伝いながら、少しずつ担当を増やしていきます。